
northern goshawk
日本の放鷹で最重要種とされてきました。国内の狩猟環境に最も幅広く対応し、非常に狩りがうまく、技術の高い訓練者に仕込まれたオオタカは、その振る舞い、姿も気品があり日本人の感性に非常 にマッチするものです。訓練には熟練が必要で初心者は他入門種で経験を積む必要があります。

1300g female



gentilis (Hungarian ) 1150g female

育成方法 ペアレントレアード ハンドレアード
いずれも繁殖期前にご相談いただくのが最適です。
オオタカが初めての方はオスのハンドレアードは良い選択です。
経験者には国内繁殖では手に入り難いペアレントレアードも可能です。
ハンドレアードご希望の場合、巣立ち前のお渡しも可能です。
ペアレントレアードの場合、お引取りの適期がございますので、時期を指定させて頂く場合がございます。
繁殖鳥の体重はおおよそ雌1100~1300g、 雄750~850g
当プロジェクト繁殖のオオタカで1年目にしてスピード、鳥筋のセンス良く、ファーストチェイスでキジに通用する鳥がでています。




Tame hack
50% albidus

Parent raised chamber hack

参 考 資 料

表1
表1:オオタカのサイズとおおよその獲物の適性を表わしてみた。
ここでは、雌雄による性格差は考慮しない。
大型のフィニッシュやシロオオタカ等の雌は専らノウサギ(hare)猟などに飛ばされ、キジ類などfeather gameには、900g後半から1000g付近がフライングウェイト(85~90%想定)となる個体か雄が好まれる。
雄は、俊敏性や器用な飛行が可能ため、鳥猟に最適で、750g程度以上の個体であればキジやマガモは十分対象になる。雄はなるべく大きめの個体が望まれるが、一方で、特に小型の個体はアクロバティックにフルスピードで直角に曲がったり、急上昇も大変切れが良く爽快な飛翔を見せるため、中型以下の獲物や、狩猟以外のデモンストレーションには大変良い選択。
調教にかける必要時間は大型になればなるほど必要となり、大型個体をハイコンディションに維持するには時間的、期間的に長く費やす必要がある。
国内の狩猟鳥獣を考慮すると、大きめの雄もしくは、雌なら1000~1250g程度までが猟に最も使いやすい。

表2
表2:育成方法と調教時に影響する要素をおおよそ感覚的に理解する目的で表わしてみた。
Hand rearedは育成の環境によりIsolate、Social 刷り込みの様態によりHuman、Dual等に分類できるが、ここでは、煩雑になるため分類しない。大まかな傾向として捉えていただきたい。
傾向として、育成方法が同一で同じ訓練者が手掛けた場合、オスよりメスのほうがシアミ(猟欲)が強くでる。
Hand rearedのメスは非常に強く出る傾向があり、訓練者に対しての攻撃性の要因の一つとなる。この攻撃性の要因は複数あり、それぞれが大なり小なり連鎖して顕れるため要因を一つに絞らずに良く観察する必要がある。育成時の環境や取り扱いに加えて、それまでの経験、学習、体重に対しての訓練の進展具合、訓練時の環境選択、そして大きなウェイトを占める訓練者の扱い技術により、変化がある。
Passage・網懸は巣立ち後10月ころまで野生で自活したオオタカのことで、時に輸入により、ごく少数が入手可能な場合もあるが、現状として入手は難しい。オオタカ本来の性質の比較として掲載した。
ここでは掲載していないが、野生由来のオオタカで巣立ち間もない巣廻りと呼ばれれるものは、馴致は網懸より易しく
Parent reared 45日とParent reared 90日に類似した差異がある。
繫殖下でPassage・網懸に近い本来の鷹らしいマナーをや飛翔を求める場合、tame hack やparent rearedなどの育成方法が選択される。ベテラン向きで馴致や訓練は労力が多いが、上手く仕上がった時の凛とした振舞いは、素晴らしい。